こんにちは、sato.(@satochalkart)です。
本日は、チョークアートでイチゴとイチゴの断面の描き方を動画や写真付きで解説します。
チョークアートでイチゴとイチゴの断面を描いていきます。
イチゴは球体の着色を意識して着色していきます。またイチゴの断面に関して色を指で伸ばすようにして着色・混色していきます。
簡単に描くことが出来るので、ぜひこの記事を参考に描いてみてください。
イチゴ・イチゴの断面の描く動画
準備するもの
準備する道具は黒板とオイルパステル、黒鉛筆、綿棒、クリーニング用黒色ジェッソ。
使用するオイルパステル
- No.100 WHITE
- No.112 SCARLET
- No.103 DEEP CAD YELLOW
- No.106 DEEP ORANGE
- No.127 INDIAN RED
- No.143 SAP GREEN
- No.146 VIRIDIAN GREEN
- No.147 BOTTLE GREEN
※ ぺんてるのオイルパステルのナンバーです。
イチゴの描き方の手順
全体の大きな流れとしては、
以上、3つの着色があります。それぞれ細かく解説していきます。それでは手順を紹介します。
イチゴの着色の手順
1. 最初の準備
黒板に白鉛筆で下絵を写します。
No.112 SCARLETで周囲を囲むように着色。
2. 白で光の当たる部分を着色
No.100 WHITEで光の当たる部分を着色。
3. 光に部分から黄色、オレンジ、赤と着色していく
No.103 DEEP CAD YELLOWで、No.100 WHITEを囲むように着色します。
4. 黄色をオレンジで囲むように着色
No.103 DEEP CAD YELLOWで着色した部分をNo.106 DEEP ORANGEで囲むように着色していきます。
5. 残っている着色していない部分を赤で着色
No.106 DEEP ORANGEで着色してから最初に着色したNo.112 SCARLETで黒板の見える部分を塗りつぶしていきます。
6. 色と色の境目を着色
No.100 WHITEとNo.103 DEEP CAD YELLOWの色と色の境目を
No.103 DEEP CAD YELLOWで混ぜるように、着色していきます。
7. 色と色の境目を着色
No.103 DEEP CAD YELLOWとNo.106 DEEP ORANGEの色と色の境目を
No.106 DEEP ORANGEで混ぜるように着色していきます。
8. 色と色の境目を着色
No.106 DEEP ORANGEとNo.112 SCARLETの色と色の境目を
No.112 SCARLETで混ぜるように着色していきます。
9. 全体を優しく混色していく
指で全体的に優しく混色していきます。
10. イチゴの縁の陰影を着色
イチゴを囲むように陰影をNo.127 INDIAN REDで表現していきます。
11. 綿棒で混色していく
No.112 SCARLETとNo.127 INDIAN REDの境目が自然になるように綿棒でなじませていきます。
綿棒を使用する際は、混色で使用する前に、綿棒の先に基本色の色をつけてから使用した方がいいです。
何もついていない綿棒を使用すると、綿棒がオイルパステルを拭き取ってしまうので注意してください。
以上がイチゴの着色となります。
球体の着色の仕方をイメージしながら作業をすると簡単着色することができます。
基本的な立体図形はこちらをご覧ください。
> 初心者必見チョークアートの基本!立体図形の描き方を写真付き解説
イチゴのヘタの着色の手順
1. イチゴのヘタの着色
No.143 SAP GREENを基本色として全体を着色します。
2. 立体感が出るように着色
葉の下側をNo.146 VIRIDIAN GREENで着色します。
3. 陰影になる部分を着色
No.147 BOTTLE GREENで、陰影になる部分を着色します。
葉の下の部分を着色します。
以上がイチゴのヘタの着色となります。
イチゴのタネの着色の手順
1. イチゴのタネを着色
No.103 DEEP CAD YELLOWで、イチゴ全体にタネを描きたしていきます。
タネはイチゴの向きを考え、縦長になるように描いていきます。
2. イチゴのタネをなじませる
描き加えたイチゴのタネをうっすらと触ってなじませます。
ここから黒鉛筆で縁取りをとれば入り後の絵が完成となります。
以上が、イチゴの着色になります。
チョークアートでイチゴの断面の描き方
ここからイチゴの断面の描き方を紹介します。
1. 最初の準備
黒板に白鉛筆で下絵を写します。
No.100 WHITEで全体を着色します。しっかりと着色。
2. 縁を着色していく
No.112 SCARLETで周囲を囲むように着色。下の部分は着色していません。
中央部にNo.112 SCARLETで縦に着色。
3. 黄色で着色
No.112 SCARLETで着色したようにNo.103 DEEP CAD YELLOWで、周囲を囲むように着色します。
No.103 DEEP CAD YELLOWを使用するのは、ピンク色になりすぎないようにするために使用しています。
No.103 DEEP CAD YELLOWを使わないで着色も可能です。
4. 色を伸ばしていく
周囲に着色したNo.112 SCARLETやNo.103 DEEP CAD YELLOWを中央に向かうように指で伸ばしていきます。
指で、端から中央へと繰り返して色を伸ばしていきます。
色の伸ばし方は動画を確認していただけるとわかりやすいです。
中央のNo.112 SCARLETをぼかすように色を伸ばします。
5. 白色でスジを描き加え
No.100 WHITEで断面にスジを描き加えていきます。
スジを描き加えた後は、違和感がないようになじませて完成です。
以上がイチゴの断面の描き方です。
チョークアートでイチゴの描き方のポイントと注意点
イチゴの着色に関して、
球体を描くような作業の工程に似ています。
比較的簡単に着色できるので初めての方にも描きやすいイチゴです。
細かい部分の混色に関しては、綿棒を使用して混色すると作業がしやすいです。
綿棒の使用は、着色している色を拭き取ってしまわないように、最初に綿棒の先に色を付けておくと拭き取ることなく使用できます。
イチゴの断面の着色に関して、
イチゴの断面は簡単に着色できます。
注意したい点としては、色を伸ばして、断面っぽさを出すところです。
端から中央に向かうようにして色を伸ばしていくと細かな断面の筋のような感じを表現できます。
また、
今回はかなり小さく描いたのですが、オイルパステルの大きさもあり、全体的な作業が難しかったです。
チョークアートでは絵を大きめに描く方が着色がしやすくグラデーション表現もしやすいです。
まとめ
以上がイチゴとイチゴの断面の描き方です。
動画で着色の手順や塗りの作業やオイルパステルの動かし方、混色をする際の指の動きなどが確認できるのでぜひ参考にしてみてください。
特に難しい点もなく簡単に描けるので、ぜひ描いてみてください。
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